里山の保全のありかた。

山と池と虫と
下草の刈込がなされた裏の雑木林の一部。コナラが中心の構成で、カラ科の野鳥も多数飛来する。

ウチの裏山にはコナラを中心とした落葉広葉樹の雑木林と湿地が広がっている。最近、一部樹木の剪定と下草の刈込をやっているようだ。

なかなか、丁寧な仕事をしているのだが、惜しむらくは、いい具合に腐朽が進んでいた立ち枯れや倒木も一掃されてしまっていることだ。全部が処分されないだけマシではあるが・・・。

剪定された枝や立ち枯れはまとめて隅に処分されている。まあ、生ゴミとして燃やされないだけマシなのだが。

剪定された枝や立ち枯れはまとめて隅に処分されている。まあ、生ゴミとして燃やされないだけマシなのだが。

これらの立ち枯れや倒木(もちろん落葉も)は菌や微生物、昆虫等により分解され、豊かな土壌を形成する元となる。また、微生物や昆虫等の生息場所となって、より上位の生態系を支えることにもなる。昆虫や小動物に興味のある方ならご理解いただけると思う。

隣接する湿地。左右方向に広がっていて結構な面積がある。湧水も何か所かあり、秋口にはキジが鳴いていた。一部開発計画もあるが保全を望みたい。

隣接する湿地。左右方向に広がっていて結構な面積がある。湧水も何か所かあり、秋口にはキジが鳴いていた。一部開発計画もあるが保全を望みたい。

正直に言って、規模の割には生物相の薄い雑木林になってしまっている。幸いというか、隣接して人の手があまり入っていない市営林と湿地帯があるので、生態系はこちらでカバーされている感は否めない。実際、そちらの生物相は比較にならないほど濃い。

安易に開発すると元に戻すには40-50年は必要だ。そういえば、このところフクロウを見なくなった。

安易に開発すると元に戻すには40-50年は必要だ。そういえば、このところフクロウを見なくなった。

出来ることなら、明治神宮のように落ち葉も枝もその場で土に還る、人はその手助けをするだけ。というのが理想ではないだろうか。生息する他の生物のことを考えれば、剪定や伐採のあり方にも一工夫入れられると思う。

地方では気に留めることもない規模の雑木林も都市部では貴重な存在だ。最近ではボランティアによる里山保全のコーディネーターも増えてきているので、今後はそういった人の協力も視野に入れてもらえるとありがたい。

撮影日:2016年2月5日
機材:Nikon COOLPIX P300
撮影場所:千葉県船橋市

コメント

スポンサーリンク
Amazonオススメ商品(広告)

楽天オススメ商品(広告)
スポンサーリンク