6月上旬にセットしたオオクワガタの産卵セットの一つを割り出してみた。
セットしてから約1ヶ月半。こちらも1日1個の産卵ペースで、大体20-30の幼虫と卵を回収することを想定して、メスは1ヶ月程度で本来の飼育セットに移している。
まずはこのサイトの看板個体である#16の78mmと49mmのペアのセットだ。ご覧のように結構、齧りまくっている。期待大だ。
産卵木の表面がボロボロなので、ちょっと力を入れれば割れる。一部、剥がれたところには卵もあった。
いたるところに食痕があり、次々と幼虫が見つかる。大半は初令だ。
続いてケースの側面や底面にも幼虫が見えているので埋め込みマットを静かにひっくり返す。ここでも数頭の幼虫が得られた。
結局、このセットでは幼虫25頭、卵2個(後に孵化)の計27頭の幼虫が得られた。概ね予想通り、まずまずの結果だ。
幼虫はプリンカップ、ルアーケース、製氷トレイ等に個別に小分けしておく。
今回は2令後期のものはいなかったので、ルアーケース小と製氷トレイを使った。2令後期ならプリンカップかルアーケース中位がいいだろう。
待つこと3日。幼虫を菌糸ビンに投入する。
今回は、先週にオーダーしておいた「フォーテック Gブロック丸」を550ccボトルに詰め、30本菌糸を回しておいた。
今の時期なら詰めてから4-5日で使えそうだ。発熱も収まっている。本来ならもう1-2日寝かせておきたいところだが・・・。
「フォーテック Gブロック丸」は価格が下がったのと扱いやすいので昨年から使っている。
まあ、手間はそれなりにかかるのだが、かつての菌糸ブロックよりはずっと早い。
菌糸ビンの中央に穴を空けて幼虫を投入。潜ったら産卵セットのマットを少し被せておこう。
幼虫が馴染みやすい、幼虫が食べた朽ち木の消化・分解を助けるバクテリアがいるなど、メリットが多いからだ。
ナンバリングしてラベルも貼っておこう。
今のところ、「KOKUYO KPC-HH124-20 貼ってはがせるタイプ」のラベルを加工して使っているが、思いの外コストがかかるのと、2度貼りではすぐに剥がれてしまい心許ない。
安くできる名刺を応用してソフトラベルケースに入れて貼り付けるのも考えている。
これでようやく1本目の菌糸ビン投入が終了した。菌糸ビンの交換は1ヶ月から2ヶ月程度先になる。
割り出した産卵木の廃材は、1ヶ月程度そのままにして、改めてチェックしてみよう。取りこぼしがあることも多い。
特に、今回のような早めの割り出しだと、卵や初令幼虫も多く、見落としやすいのでなおさらだ。
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現在は「菌糸ビン」も数多くのブランドがあり容量・特徴も好みのものが豊富に選べるようになった。
私は通常、「フォーテック社のG-POTシリーズ」を使っている。豊富なサイズ、入手の容易性、品質の安定性、実績等を見てもオススメの一つである。
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