昨晩、と言っても今朝がたか・・・。このところ良く見に行く市有林を覗いてきた。いわゆる雑木林で、竹林をはじめエノキの小木がかなりある場所だ。樹液の出るクヌギの大木も数本あり、カブトムシをはじめ、ノコギリクワガタ、コクワガタが結構見れる場所である。
エノキの小木を中心に生息するアカボシゴマダラも20頭近い幼虫がいた。ほとんどが終令だ。お約束のナナフシモドキも成虫が10数頭。
農道沿いに5-6本のエノキがあるのだが、アカボシゴマダラはそのうちの2本に集中していた。集団で生息しているのを見るのは初めてなのでちょっと意外だ。やはり、ナワバリ意識は強く小競り合いをしている個体もいる。
丁度、頭ほどの枝に、大型の終齢幼虫がいた。その前には蛹がぶら下がっている。アリだらけだ。おそらくトビイロケアリだと思うが・・・イマイチ状況がつかめなかったので、まず、アリを吹き飛ばす。頭部に穴が開いている。なるほど、食われてたのか。
少し離れた枝にも蛹を発見。が、こちらもアリだらけだ。こちらは頭から腹までかなりの食われようだ。
タテハ系の蝶の蛹はぶら下がりタイプが多いからアゲハやモンシロチョウ等の蛹に比べ風の影響を受けやすいと思う。先日の台風で傷ついたから食われたのか、は定かではないが、この日見つけたアカボシゴマダラの蛹は3個。うち2個はアリのエサになっていた。寄生バチや寄生バエの類にやられていたのは何度か見たことがあったが、思わぬ伏兵がいたようだ。
撮影日:2016年8月24日
機材:OLYMPUS STYLUS SP-100EE
撮影場所:千葉県船橋市
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