巨大なギンヤンマ

これまで見たこともない巨大なギンヤンマ。ケース内寸幅は183mm。その他の昆虫
これまで見たこともない巨大なギンヤンマ。ケース内寸幅は183mm。

先日、友人と話をしていたら、「昆虫すごいぜ!」の流れからトンボの話になった。トンボといえばワタシの中で気になっていることが一つある。

あれは本当にギンヤンマだったのか?

私の地元の小型ゲンゴロウの楽園。このポイントのメインだった溜まり。一掬い5-6匹も珍しくはなかった。

私の地元の小型ゲンゴロウの楽園。このポイントのメインだった溜まり。一掬い5-6匹も珍しくはなかった。

2009年頃だから、もう10年ほど前のことになる。地元でいつもの小型ゲンゴロウ天国ともいえる溜まりをガサっていた時のことである。マメゲンかタイコウチでも採れればいいなと思っていたところ、巨大なギンヤンマ系のヤゴが網に入った。

とにかくデカイ。

ギンヤンマのヤゴは幼少の頃から、数百個体は見てきている。その日も3-4cmの個体は何回かかかっていた。のだが、これまでに見たこともないようなサイズ。長さで倍ぐらいの大きさ、圧倒的な質量感。6-7cmは確実にあったと思う。体色も黒っぽい。

ヤゴはゲンゴロウ幼虫のエサ的に見ていて、シオカラとかアカネ系のもの以外は積極的に採集していない。ギンヤンマ級だと小型ゲンゴロウの幼虫には荷が重すぎて、返り討ちになることが多いからだ。

トンボ系知識はあまりないので、クロスジとかオオギンヤンマとか、よく知らない類似種なのかも、と思い、お持ち帰りして飼育してみた。ミルワームやクチボソ、メダカ等をよく食った。

数日後、あまりエサを食わなくなったので、羽化が近いと判断、太めの流木を入れておいた。

で、2日後に羽化したのが写真の個体だ。

これまで見たこともない巨大なギンヤンマ。ケース内寸幅は183mm。

これまで見たこともない巨大なギンヤンマ。ケース内寸幅は183mm。

オニヤンマを含めても、これまで見たこともないサイズの巨大トンボが流木の上にいた。ちなみに、この発泡ケースの内寸幅は183mmである。

外観的には「ギンヤンマのメス」で間違いないだろう。そこそこトンボ系のサイトを調べてみたが、概ね体長が7-8cmとされている。コイツはとてもそんなサイズでは収まらない。

採集地でリリースしようと思い、ほぼ1日硬化させた後、慎重に捕獲。A4サイズの普通紙を2つ折りして挟み込み、蝶と同じ要領で運ぶことにしたのだが、結構ギリギリのサイズだったことを記憶している。

大型個体の採集例はあるようだ。しかし・・・

改めて調べてみると、最近の情報では体長は8.5cm程度と表記されているページも多数あるようだ。おそらく、近年の採集データだとこのぐらいの大型個体の採集例が少なからずあるのだろう。

サイトを探っていくと、ほぼ、ウチと同じ外観の個体がこちらで紹介されていた。

ギンヤンマが羽化しました。
少し前に、偶然捕まえたヤゴを長男が飼いたいということで、家で飼っていました。 餌も、近くの公園から外来種のグッピーとかソードテールとか捕まえてきて、与えていましたが、今朝、起きたら羽化していました。 8.5cm。 ヤゴの大きさは6.5cmでした。 明日には捕まえ...

トンボはクワガタ等よりは採集個体のサイズが一般に知られたり、報告されることは少ないと思う。標準的個体の上限が8.5cmであればもう少し大きなものもいるだろう。

もしかすると、国内最大級のサイズだったのかもしれない。測定するなり、もう少し写真に残すなりしておけばよかったと後悔している。

今となっては推測でしかないが、体長100mm、全幅140mm(発泡ケースの内寸幅183mmから推測)あたりでなければ、ここまでの鮮烈な記憶はなかったと思うのだ。

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