個人的な趣味で恐縮だが、大型個体には相応の迫力や魅力があることに異論はない。ただ、ミニサイズの大歯型には独特の趣があると思っている。ある種のスケール感というか凝縮感というか・・・
例えばネブトクワガタをやっている人は、その凝縮感やサイズに似合わぬディティールに魅力を感じている人も少なくないだろう。
オオクワガタの場合、55mmあたりから大歯と中歯への変化があるようだ。2015年羽化の#32は56mmだったが、体躯は大歯型オオクワガタのそのもの。産卵木を加工した隠れ家で孵化・成長した個体だ。狙って育成したわけでもないので再現性も難しい。
今回は、オマケで飼育しているノコギリで小型の大歯型が得られた。サイズは50mm程。地元産の赤化個体の累代なので色も見事に赤系統だ。なにより、この凝縮感がイイ。
ほとんど同じ条件で飼育しているハズなのだが、ご覧の通り、他のオスは原歯型がほとんど。もっと低温飼育を徹底していれば相応の大きさの大歯型になっただろう。
ミニサイズ大歯型の育成というのはそこそこの大型個体の育成よりもずっと難しいと思うのだ。
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