植林と流木被害の関係。(林業の盛んな地域、国の政策、間伐、挿し木、杉、檜、割り箸の使用)九州北部豪雨。朝倉、日田
更新日:7月6日17時30分
オオクワガタの飼育とは直接関係ないが・・・生息環境には大きく関わることなので。
九州の集中豪雨の被害は単なる豪雨による被害ではない。植林(特に挿し木植林)による針葉樹林が被害を拡大させている。
挿し木植林による針葉樹は地中深くに根を張らず、地盤の安定や保水能力がほとんどない。報道に出ている流木のほとんどが真っ直ぐな針葉樹であることからもわかるだろう。
針葉樹の挿し木植林を止め、種子によるクヌギ・コナラ他の広葉樹を植樹していけば、こういう被害も少なからず抑えられるはずだ。ブナ科の広葉樹は強固な根を張ることでも知られている。
リンク先画像の土砂崩れ中央上部で持ちこたえているのは、おそらく広葉樹だと思う。植林された針葉樹ならこの部分も根こそぎ崩れてしまっただろう。
紀伊半島、中部山中他、今回と同様の危険を孕んでいる場所は全国各地にある。いや、これまでにも同じようなことはあった。早急な林業政策の方向転換が望まれる。
加えて言うなら、広葉樹林を伐採して行われている太陽光発電ももっと規制すべき。一見、エコに見えるものも多面的に見ればエコ以前の問題を抱えるものも多いのだ。
様々な利権が絡むのか、こういったことを指摘している識者の意見や報道は思いの外少ない。
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