先日ご紹介した「アカボシゴマダラチョウ」。調べてみると「要注意外来種」で、ここ千葉県北西部でも勢力を拡大しているそうだ。
少し気になったので、いつもの雑木林から少し離れた場所をまわってみた。開発の手が歩み寄っているようだが、まだ大木が多く残っている農家の外周林のようなところだ。
早速、エノキを中心に見てみる。
居た!新緑迷彩のデカイ奴。やはり「アカボシゴマダラチョウ」だ。3本目で発見。ナワバリ意識が強く、一枝に一匹ということが多いらしい。確かにそんな感じだ。過去にも5-6匹見つけているが、近距離に複数の個体が共存しているのは見たことがない。
こういうところも、在来種で食性が競合するゴマダラチョウやオオムラサキにとって脅威になっているらしい。もっともこのあたりでオオムラサキを見たことはないが・・・確かにゴマダラチョウも少なくなったと思う。
- 休耕田の脇のエノキ。樹高2m、周囲3-4mといったところ。結構、様々な種の昆虫がつく。
- エノキを食草(樹)とする大型のイモムシは主にこの3種。小さいもので20-30mm、終齢幼虫だと60mmぐらいにはなる。
- アカボシゴマダラを探してみると・・・居た!食事中だ。
- 撮影にご協力いただいた。新緑の季節だとこのような迷彩模様。通常は下の葉のような緑だ。背中の突起も青がかったものになっている。
- 2015年の6月に見かけたアカボシゴマダラの終齢幼虫。
撮影日:2016年4月26日
機材:Nikon COOLPIX P300
撮影場所:千葉県船橋市
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