過去最低の結果となった2017年度の産卵セット。懲りずに2セットを再セットしている。
少し初心に帰って「良かれ」と思えることは一通り実践することにした。
まずは産卵木の加水。廃蛹室や廃マットを溶かした天然水で漬け込む。今回は加水・乾燥ともに5時間程度。
- 2016期の飼育で出た蛹室の残骸や廃マットを天然水で溶かす
- 溶けてきたら産卵木を投入し加水。今回は5-6時間
この方法は、幼虫が生育時に共存した有用なバクテリアを産卵木に吸わせることで、メスに産卵木が安心して産卵できる環境、という印象を与える効果があるとされている。
孵化した幼虫にとっても、その生育を補助するバクテリアが産卵木に存在することは意味があると思うし、朽ち木の分解促進やカビ等の雑菌からの保護効果も期待できるらしい。
化学的に検証したわけではないが、理にかなっていると思う。産卵木の皮むきをした後に、溶かした廃マットを塗り込んでもいいようだ。実際、確かに青カビの抑制効果はそれなりにあると思う。
底敷きや埋め込みマットの加水にも少し使ってみた。さらに、虎の子ともいえるFe3+をキッチリ吹いた後良くかき混ぜて産卵木(これにもFe3+を吹いた)を埋める。
メスが気に入れば良いのだが・・・
- 底敷きに幼虫飼育用の発酵マットを使用した。産卵木を加水した溶液で加水、Fe3+を吹いて攪拌する。埋め込みマットも同様の処理を施した
- 樹皮や落ち葉等による転倒防止策を施す
- 産卵セットを2個、再セットした。これは看板個体のオス77-78mmとペアリングした51-52mmのメス。
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