3日目は韮崎をまわった。
韮崎市西南部の散策
午前中に少し作業を行い、途中の道の駅で土産を物色後、R20を南下する。給油を済ませ、最初のポイントへ向かう。
途中、河川敷脇にあったエノキが目に入る。オオムラサキはもちろんなのだが、ゴマダラやアカボシゴマダラの動向も気になっているからだ。食痕はあるもののこれらの幼虫の姿はない。
最初のポイントでは民家の周囲にまだ結構な雑木林が広がっている。もちろんクヌギ等が中心の広葉樹林だ。が、一方で開発も進んでいるようだ。北杜市程ではないにしろメガソーラーの設置は進んでいるし別荘地や霊園などの現地視察会と思しき看板も目に付く。
このポイントの目玉はここだろう。採集とかを抜きにして「韮崎らしさ」が出ていると思う。アクセスも比較的容易なので知っている人も多い場所だ。
巨大化する桑。
葡萄畑を通り次のポイントへ向かう。このあたりは養蚕の名残がある場所のようで桑の木がかなりある。台場クヌギ同様に過去の遺物であり、その多くが巨木と化している。
エノキやニセアカシア?などどともに一定の雑木林を形成しているともいえる。無用なものにも思えるが、これらもオオムラサキ等の生息を支えているのだろう。
膨大な量のクヌギに圧倒される。
さて、2つ目のポイントに到着。なるほど、ワクワクしそうなクヌギが所狭しと並んでいる。シーズン中なら何度も来てみたいと思わせるところだ。
ここが著名ポイントであることは、心なき採集圧の跡を見ればわかる。大量の切削痕によりほぼ空洞と化したクヌギを見たときは腹立たしさを通り越して呆れてしまった。
オオクワガタの発生木に成り得る、ニクウスバタケに覆われた立ち枯れもあった。足場が悪いから残っているのかもしれないが、これらは手を付けずに残しておくべきものだと思う。
韮崎にはまだまわってみたいところが無数にある。
撮影日:2016年10月31日-11月02日
機材:OLYMPUS STYLUS SP-100EE
撮影場所:山梨県韮崎市
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