幼少の頃からアゲハ類やタテハ類の幼虫を食草と一緒に採ってきてはせっせと庭に植えて飼育してきた。おかげで家のユズやサンショウは真夏というのに丸坊主ということが結構あった。今でも里山で蝶の食草を見つけると、つい幼虫や蛹を探している。広大な里山に草や木を自由に植えられる環境も手に入れたのもつかの間・・・あの原発事故・・・。
小型ゲンゴロウの楽園 その後
私の地元にあった「小型ゲンゴロウの楽園」。道路の拡張工事でその生息域のほとんどが失われ、普及種であるハイイロを除けば、5年前にコシマゲンゴロウを僅かに確認しただけとなった。今回、久しぶりに足を運んだ。 どんなところであったかは、過去のいくつ...
ウチのモンシロ君(モンシロチョウの観察)
小松菜についていた5mm程のアオムシを飼育してみた。予想通り「モンシロチョウ」だった。蛹で越冬させるつもりだったのだが、暖かい日が多かったこともあるのだろう、3週間かからずに羽化し、羽化後1週間程で星になってしまった。 2018-11-27...
標高の高いエリアへも勢力を拡大するアカボシゴマダラ
標高400m付近にもアカボシゴマダラの影 例年(昨年は台風の影響で観察できなかった)、ゴマダラチョウを観察をしている中央高速道の某SA内にあるエノキの低木で変化があったのでメモしておきたい。 まず、一昨年までは「ゴマダラチョウ」が占有してい...
ルリタテハとヒメアカタテハ
共に家の前で見るのは久しぶりだ。
アカボシゴマダラ越冬幼虫の活動
ウチの前に数頭はいたはずのアカボシゴマダラの幼虫だが、越冬後に活動を再開できたのはこの1頭だけのようだ。多くは落ち葉とともに処分されてしまったのだろう。春型の新緑迷彩が特徴的だ。
特定外来生物となるアカボシゴマダラチョウ
ウチでも何度か取り上げてきた「アカボシゴマダラチョウ」。在来種であるゴマダラチョウを圧倒し、今年7月頃には「特定外来生物」に指定される予定※の蝶である。指定が施行されれば特別な場合を除き飼育・販売・運搬等も禁止されことになる ※特定外来生物...
オオムラサキと競合種の幼虫生態の考察。
10/31-11/2にかけて北杜・韮崎をまわった時には、「オオムラサキセンター」にも再訪した。気になっているオオムラサキ・ゴマダラチョウ・アカボシゴマダラの生態についてもう一度考えてみたい。 「オオムラサキセンター」再訪 11/1に「オオム...
ウチの周りのチョウ等。
ウチの周りを歩いていると、まだそこそこのチョウを見ることができる。大規模な自然公園には及ばないが、大体、都市部の緑地に居るものは見れるようだ。 今年の夏にまず目に入ったのはキチョウの幼虫だ。敷地内にネムノキとハギの小木があるので例年、そのあ...
アカボシゴマダラチョウの天敵はいるのか。
昨晩、と言っても今朝がたか・・・。このところ良く見に行く市有林を覗いてきた。いわゆる雑木林で、竹林をはじめエノキの小木がかなりある場所だ。樹液の出るクヌギの大木も数本あり、カブトムシをはじめ、ノコギリクワガタ、コクワガタが結構見れる場所であ...
ノコギリクワガタも確認。野外での昆虫の活動が本格化。
いつもの白井市のフィールドに行ってきた。気温は26度近くになり、もう多くの昆虫が活動をはじめている。 まず最初のクヌギではアカボシゴマダラがいた。春型なので一瞬、ゴマダラチョウかと思った。改めて見ていると成虫である蝶も気が強いようだ。周囲の...
譲れない場所がある?ウラギンシジミの不思議な習性。
2011年の秋、ウチの駐車場脇の植え込みでウラギンシジミが興味深い習性を見せていたのでご紹介したいと思う。 この駐車場は植え込みに囲まれ、ケヤキの木の下にあったので、落ち葉や小枝、鳥のフンや思いがけない昆虫がクルマに付くことが多かった。この...
勢力を拡大するアカボシゴマダラチョウ。
先日ご紹介した「アカボシゴマダラチョウ」。調べてみると「要注意外来種」で、ここ千葉県北西部でも勢力を拡大しているそうだ。 少し気になったので、いつもの雑木林から少し離れた場所をまわってみた。開発の手が歩み寄っているようだが、まだ大木が多く残...
ナガサキアゲハの観察
ナガサキアゲハ(学名:Papilio memnon Linnaeus)は東南アジア、中国、台湾から日本にかけて広く分布する大型のアゲハチョウだ。もともと日本では九州や南西諸島を中心に分布していた種であるが、近年では関東、東北地方でも確認され...